センターユニットの移設・時計調整ユニットの移設

 デザイン上、左右にいっぱいに広がったメーター類
 格好いいんですがいざナビや追加メーターをつけたときに燃料計や警告灯のついているセンターユニットの表示が見にくいなんて思ったことありませんか?
 かくいう私も、8インチのナビ画面を取り付けたせいですっかり燃料計が見えなくなってしまいました( ;^^)ヘ..
 ここでふと思ったのが・・・・「助手席側なんにもなさそうだし、移動できんのか?」という考え
 一筋縄には行かないとは思いながらももしもこれがうまくいけば現状維持で燃料計は見やすくなるし、将来的に追加メーターをつけたとしても自分のそばに設置出来る。
 ならやるしかないでしょぉ!!!・・・ということで、やっちゃいましたV(^0^)

 説明はセンターユニットを取り外せたところから始めるんでそこまでの作業がわからない人は前項のメーター・センターユニットの取り外しを参照してください。

 ユニットを助手席に移動させるとすると当然ユニットにささっているカプラーの配線を延長しなければならないです。
 まずは配線に巻きついている黒のテープ(?)を剥がします。経年劣化のせいなのかパキパキと割れるように剥がれるんでとにかく取りづらいし剥がしたあとがベトベトしてあんまりやりたい作業ではないです。。。

 だいたい距離にして助手席側に約30cmの移動になります。
 配線を巻いている黒テープをはずすと何本かは助手席側から走ってきている線があるのでこの線は手をつけないとしても大半の線を30cm延長しなければなりません。
 本数が半端ではないのと、ここでの断線は修正するために、またインパネを外しなおさないといけないので面倒・更に走行中の断線での不備は車の機能にも問題になってしまう・・・
 というわけで、全配線をハンダを使って延長して、熱縮チューブで絶縁するという手段で作業しました。

 なんせ、配線の本数がありすぎるんで切って室内で延長するなんてことが出来なかったんで延長コードでハンダゴテを車内にもちこんで、半身乗り出した状態でもくもくと作業したもんで腰は痛いわ、ハンダの煙でなんか具合悪くなるわで結構過酷な作業でしたσ(^◇^;)

 頑張って配線を伸ばし終わっていよいよユニットを移設・・・の前に邪魔者が!!
 もともとセンターユニットを固定していた台座が邪魔になってきちゃうんで・・・・
 ここは見えないとこなんで強引に金ノコの歯だけを使って強引に切除してしまいます!!

 ・・・・車好きとは思えない無残な切除跡です・・・・
 どぉせ見えないんですから・・・・いい・・・ですよね(笑)

 これでやっとユニットの移設が出来る状態になりました。
 とここで1点作業が。
 もともとの状態だと助手席前には白のプラスチック製のパーツが付いていて、このパーツに表面のスモークパネルを固定するネジ穴がついていたんでこのネジ穴部のみをパーツから切除して取り付けを行ないます。
 具体的には画像をご覧下さいませ。

 車体の方はこれで完了です。
 今度はスモークパネルの加工に入ります。
 スモークパネルはもともとのユニットの位置以外は塞がれているのでPカッターを使って裏面のプラスチックを切除します。
 意外と簡単に作業できます。
 またこの切除作業は切った形状によって警告ランプが見えにくくなることがあるんで大胆にふちギリギリに切ってしまうか、切っては車体に取り付けての試行錯誤の作業を繰り返すかをしてください。

 センターユニットの向かって左側は固定部があるんで問題ないとして、右側は固定箇所がないです。
 まぁ、片持ちの固定でも問題はないと思うんですが一応念には念を入れてL字ステーで固定しました。

 スモークパネルですが車体に取り付ける際にユニットが移動してしまっているので一部不具合が出ます。
 まず、スモークパネルとユニットをネジ止めしていた部分(スモークパネルの上部のネジ止め部)ですが、ユニットの位置が変わったせいでネジ穴自体もずれてしまうんで必要ありません。
 あと、スモークパネル裏面上部に数本ツメのようなものが出ていますがこのうち表からみて一番左側に位置するツメは移設後のユニットと干渉してしまいます。
 どちらも取り付けには問題ないため、ニッパーなどで切除してしまいました。

 あとはメーターを外した逆の手順で組み立てを行なってから試しに点灯テストをして問題なければ作業完了です!
 純正とは違った風景、結構自己満足ですがいい気分に浸れます(笑)
 これで真ん中にナビ画面や追加メーターを設置しても邪魔にならないですね。