内装張替に挑戦♪
 走りには関係ないですが、自分のよく目に付く・手足で触れる場所の変更は自分のテンションが上がっちゃいますよね。
 オートサロンやモーターショーをみてもいろいろなメーカーのコンセプトカーなんかは綺麗な内装になっていますよね。
 ショップさんも最近では内装の張替を行ってくれるところも増えてきました。
 ですが、やはりお金がかかってしまいます。
 たまたま、管理人の知人がDIYにてプレリュードに内装張替を行っていまして本当に綺麗だったんで「これはいつか着手したい部分だな」と思っていました。
 当然、多少の手間はかかりますが皆さんも少し時間が空いたときなんかにコツコツやってみてはどうでしょうか?
 内装の変更なので作業自体は部屋の中で出来るものです。
 ではでは、早速管理人の行った内装張替を紹介します♪

 なお、ここで紹介するのは4th Preludeに関してのいじり方です。
 当然ですが内装の取り外し方はメーカー・車種によって違いますので取り外し方がわからない場合はディーラーのサービスフロントに問い合わせの上、外し方を確認してから作業に着手して下さい。
 
 
この作業が原因による部品の破損等には管理人は一切責任を負いかねます。
 作業は自己の責任において行って下さい。


−使用工具・道具−
 プラスドライバー・マイナスドライバー(小さめのもの)・プライヤー・ハサミ・レザーシート(65cmX150cm)・カラースプレー(使用する場合のみ)
内装の取外し
 まずは車から内装を取り外しましょう。
 4th Preludeの場合、左図の赤丸の部分にネジがありますのでプラスドライバーで取り外しましょう。
 ドアの右下・左上・ドアの開閉レバーカバー部分・ドア閉め時に手をかける穴の中の4箇所です。
 これが外し終わったらドアの開閉レバーカバーを取ってしまいましょう。
 クリップで固定されているだけなので内装はがしを用いてもいいし隙間に指を入れて持ち上げてもいいです。
 外れたら集中ロックとパワーウインドウの配線を抜き取ります。
 残りは開閉レバーを立てた状態でカバーを抜き取ると外れます。
 次にパワーミラーのスイッチを外します。
 これもクリップのみでとまっているだけです。
 外すと配線が付いていますのでカプラーを外します。
 ここで最後の小物のサイドミラー裏のカバーを外します。カバーを持上げて外しましょう。
 ここまで来たら残りの内装を外します。
 内装もクリップのみの固定になっていますので内装はがしを使用するか指で持ち上げます。
 上面が窓の隙間に挟まるようにぶら下がっているので下面と左右のクリップを外したら上に持上げるように外します。
 最後にドアに付いている照明の配線を外して内装外し終了です。
ドアのアームレストの取外し・リアシートのアームレストの取外し
 では、先程外した内装からアームレストを取り外します。
 ドアの内装の裏側を見るとツメが数箇所あるのでこのツメをすべて立てるとアームレストが外れます。
 怪我をしないようにマイナスドライバー等でツメを立てましょう。
 ついでに車のリアシートのアームレスト(センター側)も一緒に張り替えるので外しました。
 これはネジでとまっているだけなのでプラスドライバーで簡単に外せます。
 外すとこんな感じになります。
純正の生地剥がし&内装張替
 いよいよ、内装の張替を行います。
 まずは、純正のアームレストに貼り付けてある純正の生地を剥がしちゃいましょう!
 力任せに一気に・・・・・剥がしちゃあいけませんよ。管理人はこれをやってしまい、苦労しました。
 力任せに生地を剥がすと接着剤が強力なために生地の毛(?)がベースの鉄板に残ってしまい毛を剥がすのに非常に苦労します。
 管理人は熱湯をかけながら金タワシでこすってやっと剥ぎ取りました。
 こんなミスをしないように洗面器や洗面台にお湯をはってしばらくお湯につけてからゆっくり剥がしましょう。
 こうすると綺麗に剥がれてきます。
 ほら、綺麗に剥がれました♪
 いよいよ貼り付けです。
 今回使用したレザーはカー用品店にてよく売られているレザーシートの65cmX150cmのものを使用しました。価格は¥2500程度です。
 本当はちゃんとしたレザーでの張替を考えたのですがあまりに価格が釣り合わないのと初めての試みだったので一回目から高いもので冒険する必要性を感じなかったため安価なものですませました。

 コツはまず谷の部分にレザーを貼り付けてから落ち着いて各端に向かってレザーを貼っていくことです。
 一気に大きな面を貼ってしまおうとするとシワや空気が入る原因になってしまいます。
 あと、むやみにレザーを引っ張って張り過ぎても真ん中の方のレザーが浮いてきてしまいますので注意して下さい。
 品物よりも2〜5cmくらい多めにレザーを切って貼り終わったら折り返して下さい。
 最後に裏面のツメをプライヤーで挟んで平らにし、内装の元の位置にはめ込み、ツメを折ってやれば作業完了です。
 同じ要領でリアのアームレストにもレザーを貼ってみました。
 運転席・助手席の張替えに比べたら難易度はかなり低目なんで余裕でした。
内装の取り付け
 残すは内装の取付です。
 単純に外す際と逆のことをやればいいんですがあえて注意点を挙げさせてもらえば、配線のカプラーのはめ忘れに注意して下さいね。
 集中ロック・パワーウインドウの配線は意外と忘れませんが、パワーミラー・ドアの照明の配線は忘れがちになってしまいます。
 管理人の張替え例を参考程度ですがUPします。
 私は張替の他にドアのエアコンダクト・ドア開閉レバーのカバー・メーターの天板をカラースプレーで赤に着色しました。
 もともと黒ボディーに赤アキュラエンブレムの外装なんでインテリアも同じ赤/黒基調に仕上げましたが、自作・安価でここまで出来たのだから十分かなと思います。
 今後、レザーが浮いてくるような事があれば少し高価なものに換えてもいいかと思いますがこのままでも十分インパクトはあると思います!