INTEGRA type−Rシフトブーツの移植
 BB系のプレリュードのMT車のシフトブーツとシフトノブは一体にになっています。
 そのまま使用している分には問題ないですがシフトノブ交換等を行うとシフトブーツが下に落ちてしまい格好悪いですよね。
 そのまま我慢するのもいいですがどうせなら格好良いものに交換しちゃいましょう。
 ここで気になるアイテムがINTEGRA type−RやCIVIC type−Rに純正で取り付いている赤や黄色のステッチ刺繍の入ったシフトブーツではないでしょうか?
 type−Rのシフトブーツは年式や車種によって異なるステッチを持つので自分の趣味でコーディネートしてみるのもいいと思います。

 この作業は自己の責任において行って下さい。
 この作業が原因で起こった破損等に関して管理人は一切の責任を負いません。

−使用工具・道具−
 プラスドライバー・マイナスドライバー(細身のものがいいと思います)・シフトブーツ・ラジオペンチかプライヤー
シフトブーツ周りの内装の取外し
 まずは、純正のシフトブーツを取り外すために内装の取外しをします。
 
 1、 運転席側及び、助手席側に内装を取り外すネジが各4箇所ありますのでこれを外します。
 2、 オーディオ上部にネジが2箇所あるのでこれを外します。
 3、 BB系純正のシフトノブ&ブーツを取り付けている方はシフトブーツのメッキ部近辺に手をかけて下に引っ張り、ノブとブーツを切り離します。
 4、 シフトノブを回して外し、内装を左右に開くように取り外します。
 5、 外した内装の裏を見るとブーツを止めているネジが2箇所あるので取り外します。
 6、 ブーツとブーツを固定している枠を引き抜きます。
シフトブーツの取外し
 次に純正のシフトブーツを取り外します。

 1、 前項で取り外したシフトブーツを止めている枠を見ると大きなホチキスのようなもので止まっているのでマイナスドライバー等を使用して足を起
   こしプライヤーを用いて外します。
 2、 全ての金具を外すと枠が2つにわかれ、シフトブーツが外れます。
シフトブーツの交換及び、内装の取り付け
 ここまで来たらあとはお気に入りのシフトブートを取り付けて内装を戻します。

 1、 用意したシフトブーツを枠に当てて位置を調整します。
    (注意:シフトブーツ形状上下対象ではありません。最終的に取り付けた際、
                ニュートラル状態でレバーが後ろに倒れ気味になりますのでブーツもそうなるように付けて下さい)
 2、 前項で取り外した金具を用いて枠とブーツを純正と同様に固定します。
 3、 枠とブーツを内装に取り付け、内装を元の場所に収めた状態でシフトを動かしてみてブーツに余裕があることを確かめてください。
    もしも余裕がなく、ブーツが張っている状態であれば枠とブーツを取り外し、ブーツ取り付け位置を調整して下さい。
 4、 ブーツが問題ない位置に固定できたら逆の手順で内装を取り付けて完成です。
シフトブーツ取り付けに際して管理人が一緒に行った加工
シフトまわり
シフトブーツ取り付け参考図
 管理人の車のシフトブーツ交換時についでの作業としてM12XP1.5のダイス(シャフトにネジを切る道具/ホームセンター等にダイスとハンドルが売っています)を用いてネジを切り、シフトレバーのネジ部の長さを約2cm長くしました。
 この後、ワンオフでネジ部がノブの深さぎりぎりまで深くなっているシフトノブを製作し、通常よりもかなり高さ・ストロークの短いシフトレバーを作りました。
 この方法を行うと市販のシフトノブでもショートストローク化出来ますので挑戦してみては?
 なお、ダイスでネジを切る際の注意点ですがレバーのシャフトはかなり固い材質ですので無理にダイスを回さず、少し回しては戻すを繰り返しながら少しずつ切っていってください。
 またかなりの熱ももちますのでCRC等の油をかけながら行なって下さい。
ダイス&ダイスハンドル
← これがダイス&ダイスハンドルです。
  他車種でも上記の加工は行えますがメーカー
 によってネジの太さとピッチが異なりますので
 裏づけをとってからダイスを購入して下さい。
 加工自体の難易度は低目ですので気軽に挑戦出来る変更だと思います。 
 なお、この加工で取り外した内装の外し方を理解していればオーディオの取外しも出来ますのでぜひとも覚えてください。

 また、管理人が見た限りではブーツの形状はINTEGRA(DC2等)やCIVIC(EK・EG等)で大差がなかったのでこれと同じ加工はINTEGRA・CIVICにも可能と思います。
 当然、裏づけを取る必要性はありますがノーマルのCIVICやINTEGRAにお乗りのオーナーさんもこの加工でtype−R気分味わってみませんか?