S2000プッシュスターターボタンを付けてみよう♪
 「スターターボタンって何?」って方もおられるでしょう。
 もともとはレースカーなんかに付いているものでエンジンをボタンで始動させるものです。
 つけてだからどうという部品ではありませんがみんながキーをひねってエンジンをかけている中、ボタンを押してエンジン始動なんて格好いいと思いませんか?
 市販車でもホンダのS2000やNEWインテグラtype−Rなんかに採用されています。

 この機能を持たせるにはノーマルオープンのプッシュスイッチ(普段は電気が流れず、ボタンを押した時に通電するスイッチ)でもOKなんですがここは格好良さを取ってS2000の純正スタータースイッチを使用しちゃいましょう♪
 このボタンには”ENGINE START”の文字とエンジンがかかっている間、この文字が赤く光る照明機能が付いてます!

 なお、基本的な構造は日本車においては変わりませんのでスイッチを用意すればホンダ車以外でも取付は可能です。


 この作業は自己の責任において行って下さい。
 この作業が原因による事故・トラブル等に関して管理人は一切の責任を負いませんのでご了承下さい。
概要&配線
 「早速取付!」とはやる気持ちを抑えて、まずは何をするのかを知っておきましょう。
 簡単に言ってしまえば、スターターボタンを押したときに電気を流すとエンジンがかかる線(スターター線)に電気を流してやればいいんです。
 この線は整備書の配線図を見て探せばいいのですが、安全で確実にこの線を探すならば市販のリモコンスターターの取付に使用するハーネスを購入してやればいいでしょう。
 この作業にはスターター線の他にイグニッション線と常時電源の3本の線が必要となりますがこの線に関してもハーネスから取ることが出来ます。
 余計なトラブルの確率をを減らすという意味でもコストはかかってしまいますがハーネスの購入をお勧めします。
 管理人もハーネスを使用して結線しました。

 結線の方法ですが管理人がお世話になっているぷよ神さんのHP”Prelude Walker”にて図解で丁寧に説明しているページがありますのでそちらで確認して下さい。
 管理人が取付の際に参考にさせてもらったページです。

 補足説明させてもらえば、ハーネスの取付ですがホンダ車のハーネス取付はPrelude Walkerに掲載されている通りカプラーが2組存在し、一方はハンドル下のカバーを外したところに、もう一方はヒューズボックスの上の方にあります。
 管理人はこれを知らずにチャレンジし、見事に大困惑してました。
 なお、この他にもインテグラ(DC2)やシビック(EG4/6)もいじった経験がありますがこれと同じ様になっていましたのでホンダ車はこのパターンが多いと思います。
 他のメーカーに関しては例外もあるかも知れませんが管理人がいじった経験の限りで言えばハンドル下のみの配線でヒューズボックスに結線するパターンはありませんでした。
スターターボタン取付外観1
スターターボタン取付外観2
取り付け
 結線が完了したら取り付け作業です。
 参考までに管理人の車への取り付け例を掲載します。
 管理人は純正で付いていたメクラのスイッチとクルーズコントロールのスイッチの二つを潰して取り付けしました。
 このスイッチの取り付けに関する難点は意外にスイッチ自体の長さがあるといいうことです。
 平坦な部分かつスイッチ本体+配線の入るスペースを用意出来る場所でなければなりません。
 無難なのはダッシュボードに電動ドリルで穴を開けテーパリーマなどで穴を広げて取り付けるのが無難かもしれません。
スターターボタン取外し
スターターボタン取外し2